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田舎暮らしをしていると、夜に散歩に出かけても当然のことながら、外にはほとんど人がいないことが多い。
昼間よりも人通りが少なく感じる。
これが都会になると、それが夜中であっても、明け方であろうと、通りには誰かしら人がいるのである。
都会の孤独ということはよくいわれることだ。
四六時中、人間の姿が目に入ってきても、その実際の人間と交流を交わすということはほとんどない。
人間が風景の一部になってしまい、血の通った人間が群集という一塊になってしまうという現実を前にして、やはり、都会暮らしよりも自分には田舎の方があっていると思った。
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