<怠惰な生活者の顔>


今日は朝、6時30分に目が覚めて、それから活動を開始するまで約3時間かかった。
3時間である。

我ながら、ダラダラとのんびりと日々を過ごしていると思って間違いないと思う。

いや、この「ダラダラと」という表現は好ましくない。
やはり、「のんびりと」という表現の方が好きである。

「ダラダラと日々を過ごしている」などという風に書くと、あたかも怠け者を表明してはばからないような雰囲気を世人に向かって公表しているような気がする。

もちろん、芸術の分野というのは、怠け者であっても全く構わないという考え方も出来るが、物事には色々な側面があるのが通例であるから、そして、自己を「怠け者」であるという風にいったん規定したが最後、その人は一生を怠け者で過ごさなければならないという不始末をしでかすことになりかねない。

他人が貼るレッテルからは逃れる場所はない、というのが人間であるが、そうであるなら何事につけ、自分から口を開く場合はなるべく好ましい表現を使いたいものである。


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